「布団を新しいものに取り替えたから、古い方を捨てたい」「布団を捨てたいけれど、どう処分すればいいのか分からない」と悩んでいませんか?
大阪市では、行政サービスを利用して処分する場合、布団や毛布は粗大ゴミに該当します。「古紙・衣類」に出せないため注意しましょう。この記事では、大阪市の布団の捨て方について紹介します。
また、行政サービスを使わない処分方法も紹介します。すぐにでも布団を処分したい方は、ぜひ参考にしてください。
大阪市の布団の捨て方5選
大阪市で布団を処分する場合、上記の5つの方法があります。状況によって適切な処分方法は異なります。それぞれの処分方法を詳細に解説するので、自分に合ったものを選びましょう。
大阪市に収集を依頼する
大阪市に依頼すると、家の近くまで職員が来てくれ、布団を処分してもらえます。収集に来てくれるまで、時間がかかることはありますが、比較的安価に処分できる方法です。
収集の予約方法
収集の予約方法には、以下の4つがあります。
- 電話
- インターネット
- チャットボット
- FAX、ハガキ
【電話】
電話で予約する場合は、粗大ゴミ収集受付センターへ連絡しましょう。
受付時間 | 月曜日~土曜日 9:00~17:00(12月29日~1月3日は休み) |
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電話番号 | 固定電話:0120-79-0053 携帯電話:06-6530-1530 |
収集日 | 早くて3日後以降(日曜日を挟む場合は4日後以降) |
通話時間 | 5分程度 |
上記の電話番号にかけたら、住所や氏名、電話番号(連絡先)、粗大ゴミの品目を伝えてください。また、職員から布団の収集日や受付番号、手数料などを教えてもらえるため、必ずメモを取りましょう。
もし、収集車が自宅の前まで入れないようであれば、原則普通ゴミ置き場に布団を出します。
【インターネット】
インターネット申込は、24時間いつでも受け付けているため、日中に時間が取れない方におすすめです。インターネットで布団の回収を依頼する場合「大阪市 粗大ごみ収集受付システム」にアクセスします。
過去に利用者登録をしたことがある方は、IDとパスワードを入れてログインします。収集システムは利用者登録をしなくても利用可能です。初めて使い、今後もインターネット収集を利用する予定がある方は、利用者登録をしておくと便利でしょう。
申し込む際は、画面の案内に従って操作しましょう。受付が終了したら、メールに受付番号とパスワードが届きます。
インターネットで申し込む場合も、収集は申し込みから3日以降です。日曜日を挟む場合は、早くても4日以降となります。
【チャットボット】
チャットボットも、24時間いつでも申し込める方法です。「粗大ゴミ収集チャットボット」にアクセスし「収集の申込をする」を選択しましょう。
チャットボットの案内に従って、品目や数量など必要な項目に回答します。受付が終わると、メールに受付番号とパスワードが届きます。
【FAX、ハガキ】
FAXを使う場合、住所や氏名、品目を以下の番号へ送信してください。
フリーダイヤル | 0120-53-4153 |
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フリーダイヤルに送信できない場合 | 0120-53-4153 |
ハガキで申し込む場合は、住所や氏名、粗大ゴミの品目を記入し、お住まいの地域を担当する環境事業センターに送りましょう。大阪市のサイト「環境事業センター」にて送付先を確認できます。後日、環境事業センターよりハガキで返信があります。
収集料金の決済方法
収集料金は主に、粗大ゴミ手数料券を使って決済します。粗大ゴミ手数料券は、大阪市内のコンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで購入できます。
また、インターネット申込をした方は、キャッシュレス決済が可能です。PayPay決済とクレジットカード決済の2種類が利用できます。クレジットカードは、以下の5種類が使用できます。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
収集の流れ
申込の際に伝えられた収集日の8:30までに、布団を出しておきましょう。かさばらないように、布団を束ねて収集場所に出します。
手数料券を購入した場合は、受付番号または氏名を記入して、布団のよく見える箇所に貼ってから出してください。キャッシュレス決済をした場合は、受付番号を紙などに書き、見えやすい箇所に貼り付けます。
持ち込みで処分する
自分で布団を処理施設に持ち込み、処分することもできます。ここからは持ち込みで処分する方法を詳しく紹介します。
持ち込み処分ができる処理施設
お住まいの区を担当する処理施設に事前に電話してから、布団を持ち込みましょう。予約受付は、月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)の9:00〜12:00、13:00〜17:00です。
▼西淀工場
お住まいの区 | 北区・中央区・西区・港区・西淀川区・淀川区 |
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電話番号 | 06-6472-3000 |
住所 | 大阪市西淀川区大和田2-5-68 |
▼舞洲工場
お住まいの区 | 福島区・此花区 |
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電話番号 | 06-6463-4153 |
住所 | 大阪市此花区北港白津1-2-48 |
▼平野工場
お住まいの区 | 天王寺区・東成区・生野区・阿倍野区・東住吉区・平野区 |
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電話番号 | 06-6707-3753 |
住所 | 大阪市平野区瓜破南1-3-14 |
▼東淀工場別
お住まいの区 | 都島区・東淀川区・旭区・城東区・鶴見区 |
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電話番号 | 06-6327-4541 |
住所 | 大阪市東淀川区南江口3-16-6 |
▼住之江工場
お住まいの区 | 大正区・浪速区・住之江区・住吉区・西成区 |
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電話番号 | 06-6686-8000 |
住所 | 大阪市住之江区北加賀屋4-1-26 |
▼他の工場の状況によって利用する可能性があります。
八尾工場 |
電話:072-923-4226 住所:八尾市上尾町7-1 |
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持ち込み可能な時間は、火・水・木・金曜日の9:00〜11:00、13:00〜15:00です。祝日・年末年始は受付できません。
持ち込み処分の流れ
電話で予約をしたら、車検証を用意して各処理施設へ搬入します。ゴミが飛び散ったり落ちたりしそうな場合は、シートをかぶせるなどしましょう。
また、布団の他に複数のゴミを持ち込む場合は、分別が必要になります。可燃性の粗大ゴミと不燃性の粗大ゴミは、別々の日に持ち込みましょう。
参考:ごみの持込み(大阪市)
ふれあい収集で処分する
ふれあい収集とは、ゴミ出しが困難な方に対して、排出支援をするサービスです。
ふれあい収集の対象者
ふれあい収集の対象者は以下のいずれかに該当し、かつ、親族または介護にかかわる者による協力が得られず、自ら所定の排出場所までゴミの排出が困難な、大阪市内に居住するひとり暮らしの方です。
- 満65歳以上
- 身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳または療育手帳の交付を受けている
- 要支援または要介護の認定を受けている
- その他環境局長が認める
参考:【粗大ごみのふれあい収集】対象要件を拡大しました(大阪市)
ふれあい収集の利用方法
まずは、環境事業センターに連絡しましょう。各地区の環境事業センターは以下の通りです。
環境事業センター | 各地区 | 電話番号 |
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東北環境事業センター | 北区・都島区・淀川区・東淀川区 | 06-6323-3511 |
城北環境事業センター | 旭区・城東区・鶴見区 | 06-6913-3960 |
西北環境事業センター | 福島区・此花区・西淀川区 | 06-6477-1621 |
中部環境事業センター | 天王寺区・東住吉区 | 06-6714-6411 |
中部環境事業センター出張所 | 中央区・浪速区 | 06-6567-0750 |
西部環境事業センター | 西区・港区・大正区 | 06-6552-0901 |
東部環境事業センター | 東成区・生野区 | 06-6751-5311 |
西南環境事業センター | 住之江区・住吉区 | 06-6685-1271 |
南部環境事業センター | 阿倍野区・西成区 | 06-6661-5450 |
東南環境事業センター | 平野区 | 06-6700-1750 |
大阪市職員が自宅に訪問して面談します。その後、審査が行われ、ふれあい収集の可否について通知が届きます。ふれあい収集を利用できると通知が来た場合は、職員より収集方法の説明が行われます。
布団を買った店舗に回収してもらう
家具専門店や量販店によっては、古くなった布団を回収してくれる場合があります。購入時に、古い布団を無料で回収してくれる「下取りサービス」や、他社の布団も回収している店舗もあります。条件は店舗によって異なるため、新しい布団を購入する予定がある方は、回収サービスについて確認するといいでしょう。
不用品回収業者に依頼して処分する
すぐに布団を処分したい場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。行政サービスは比較的安く布団を処分できますが、予約が埋まって、収集が先になる場合があります。
また、家具専門店や量販店で回収してもらう場合、処分費用は抑えられますが、自分で布団を持ち込まなければいけないケースもあります。店舗が遠方にあるときは、自分で布団を発送する必要があるため、面倒と感じる人もいるでしょう。
不用品回収業者であれば、最短当日に回収できる場合があります。多くの業者が無料で見積もりを出してくれるので、費用を確認してから依頼できるのも魅力といえるでしょう。
城東衛生なら、大阪市一般廃棄物収集運搬業許可を取得しており、安心してご依頼いただけます。LINEやメールフォームで問い合わせできるので、お気軽にご相談ください。
大阪市で布団を捨てるのにかかる料金
大阪市で布団を捨てるのにかかる料金を、方法別に比較しました。
大阪市に収集を依頼する場合 | 200円(4枚まで) |
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持ち込みで処分する場合 | 10kgごとに90円 |
ふれあい収集で処分する場合 | 粗大ゴミ処理手数料が必要 |
布団を買った店舗に回収してもらう場合 | 店舗によって異なる |
不用品回収業者に依頼して処分する場合 | 店舗によって異なる |
参考:粗大ごみの申し込み方法(大阪市) / 粗大ごみ処理手数料一覧表(大阪市) / ごみの持込み(大阪市) / ふれあいや安否確認のサービス(大阪市)
大阪市で無料でできる布団の捨て方
費用をかけずに布団を捨てる方法もあります。ここでは、大阪市が推奨している2つの方法について紹介します。
- おいくらでリユースする
- ジモティーで譲り先を探す
おいくらでリユースする
「おいくら」とは、一度で複数のリユースショップの買取価格をまとめて比較して、売却できるサービスです。全国に加盟店があり、売りたい布団の写真を入力するだけで、買取業者から見積もりが届きます。
査定結果を見て買取依頼するショップを選んだら、あとは案内に従って布団を売却するだけです。出張買取で対応できる場合もあるので、手間なく布団を処分したい方にも向いています。
参考:「おいくら」を活用して、リユースを検討してみませんか?(大阪市)
ジモティーで譲り先を探す
「ジモティー」とは、不用品の譲渡や友達募集など、地元に関連する情報が集まる掲示板のことです。ジモティーの「売ります・あげます」カテゴリーで、不用品を投稿すると、希望者から問い合わせが来ます。
条件など折り合いがついたら、直接希望者に不要になった布団を渡せます。基本的に個人と直接やりとりをするため、まめに連絡を取り、トラブルに巻き込まれないよう注意しましょう。
参考:「ジモティー」を活用して、リユースを検討してみませんか?(大阪市)
布団の買い換え時期は?
「布団を新調したい」と思っていても、今が買い換えどきなのか分からない方も多いでしょう。ここでは、布団の買い換え目安について紹介します。
掛け布団は約5年
綿(コットン)や合繊(ポリエステル)、羊毛(ウール)、真綿の素材でできた掛け布団の買い換え目安は、約5年です。羽毛(羽根)の掛け布団は5年に1度点検をして、必要に応じてリフォームに出しましょう。
布団のリフォームとは、中身の羽毛を取り出して洗浄し、新品のように作り直すことを指します。ひどい汚れがある場合や、詰めものが極端に片寄っている場合は、リフォームや丸洗いを検討するといいでしょう。
敷き布団は約3年
綿(コットン)や、羊毛(ウール)でできた敷き布団の買い換え目安は、約3年です。合繊(ポリエステル)の場合は5年ほど持つ場合もあります。
また、敷き布団は生地がへたってきたと感じた場合も、買い換えのタイミングです。そのままの状態で使用すると、腰や肩に負担がかかり、睡眠の質が低下する恐れがあります。
大阪市で布団の捨て方にお困りなら城東衛生へ
この記事では、大阪市の布団の捨て方について紹介しました。布団の捨て方は主に5種類あります。行政に依頼する場合は、収集依頼・持ち込み処分・ふれあい収集の3つがあります。民間業者に依頼する場合は、布団を買った店舗に回収してもらう方法と、不用品回収業者に依頼して処分する方法の2種類です。
もし、可能な限り早く布団を捨てたい場合は、城東衛生へご依頼ください。城東衛生ならお見積もりは無料なので、電話・メール・LINEにて、どうぞお気軽にご連絡ください。