「古いヘアアイロンが壊れてしまったけれど、どうやって捨てればいいの？」「大阪市でヘアアイロンを処分する正しい方法がわからない」とお困りではありませんか？

ヘアアイロンは電化製品のため、一般的な燃えるゴミとして捨てることはできません。また、最近はコードレスタイプやスチーム機能付きなど多様な種類があり、それぞれ処分方法が異なる場合もあります。しかし、大阪市では適切な処分方法が複数用意されており、正しく分別すれば環境にも優しく処分できます。

本記事では、大阪市でヘアアイロンを処分する8つの方法を詳しく解説します。それぞれの費用相場や手続き方法、さらには種類別の処分ルールまで網羅的にご紹介するので、安全かつ適切に処分するための参考にしてください。

大阪市でのヘアアイロンの捨て方8選

大阪市でヘアアイロンを処分する場合、主に以下の8つの方法があります。ヘアアイロンのサイズや状態、お急ぎ度に応じて最適な方法を選択しましょう。

• 粗大ゴミとして捨てる
• 普通ゴミとして捨てる
• フリマアプリに出品する
• 小型家電回収ボックスを利用する
• 家電量販店で引き取ってもらう
• 処理施設に持ち込む
• リサイクルショップで売却する
• 不用品回収サービスを利用する

粗大ゴミとして捨てる

大阪市では、最も長い辺が30cm以上のヘアアイロンは「粗大ゴミ」として分類されます。業務用の大型ヘアアイロンや、付属のスタンドを含めた状態でサイズが大きい場合がこれに該当します。

粗大ゴミとして処分する際の手順は以下の通りです。

1. 大阪市粗大ゴミ収集受付センターに申し込み（電話またはインターネット）
2. 粗大ゴミ処理手数料券を購入（コンビニエンスストアなど）
3. 手数料券に受付番号または氏名を記入してヘアアイロンに貼り付け
4. 指定日の朝に指定場所へ出す

申し込み方法	連絡先・詳細
固定電話（無料）	0120-79-0053
携帯電話（有料）	06-6530-1530
インターネット	大阪市粗大ゴミ収集受付システム

ヘアアイロンの処理手数料は一般的に200円程度です。事前に電源を切り、十分に冷ましてから処分してください。可能であれば電源コードを本体にしっかりと巻き付けて固定しておきましょう。

普通ゴミとして捨てる

ヘアアイロンの最も長い辺が30cm未満の場合は、普通ゴミとして処分できます。一般的な家庭用ヘアアイロンの多くはこのサイズに該当します。

普通ゴミとして処分する際の注意点

• 大阪市の普通ゴミ収集日（週2回）に透明または半透明の袋に入れて出す
• 電源コードは本体に巻き付けて輪ゴムなどで固定
• 電池式の場合は必ず電池を取り外す

ヘアアイロンは「電気器具類」として普通ゴミに分類されており、ドライヤーや電気シェーバーなどと同様の扱いとなります。ただし、サイズ測定の際は付属品も含めた状態で確認し、一辺でも30cmを超える場合は粗大ゴミとして処分してください。

フリマアプリに出品する

まだ使用可能なヘアアイロンであれば、メルカリやラクマなどのフリマアプリで売却できる可能性があります。特に人気ブランドの製品や高機能モデルは、中古市場でも需要があります。

出品時のポイント

• 使用年数、ブランド、温度設定、機能などを詳細に記載
• 動作確認済みであることを明記
• プレート部分の状態や汚れ具合を正直に記載
• 複数角度から撮影し、傷や汚れも含めて撮影

ただし、美容機器のため衛生面を気にする購入者も多く、使用感が目立つものは売れにくい傾向があります。また、配送時の破損リスクもあるため、しっかりと梱包する必要があります。売却まで時間がかかる場合もあるため、急いで処分したい場合には向きません。

小型家電回収ボックスを利用する

大阪市では市内42か所の公共施設に小型家電回収ボックスを設置しており、ヘアアイロンも対象品目です。この方法は無料で利用でき、資源リサイクルにも貢献できる環境に優しい処分方法です。

利用条件と注意点

• 投入口サイズ：縦15cm×横30cm以内に入るもの
• 各区役所・区役所出張所、市役所本庁舎、環境事業センターなどに設置
• 利用時間は各施設の開庁時間内
• 一度投入したものは返却不可

一般的なヘアアイロンであれば投入できる可能性が高いですが、厚みのあるスチーム機能付きモデルなどは入らない場合もあります。事前にサイズを確認し、無理に押し込むことは避けてください。投入前には必ず電池を取り外し、コードをまとめておきましょう。

参考：回収ボックス設置場所（大阪市）

家電量販店で引き取ってもらう

新しいヘアアイロンの購入を検討している場合は、家電量販店の引き取りサービスが便利です。大阪市内の家電量販店などで小型家電の回収サービスを実施している場合があります。

サービスの特徴

• 新品購入時の引き取りサービスが一般的
• 買い替えでなくても回収のみ受け付ける店舗もある
• 料金体系は店舗により異なる（無料～数百円程度）

買い替えのタイミングで古いヘアアイロンを処分したい場合に最適です。店舗によってサービス内容が異なるため、事前に各店舗に電話で確認し、回収条件や料金を確認してから来店することをおすすめします。

処理施設に持ち込む

自家用車などで運搬できる場合、大阪市の清掃工場へ直接持ち込む方法もあります。ほかにも処分したいものがある場合に特に経済的です。

お住まいの区	担当する処理施設	電話番号
北区・中央区・西区・港区・西淀川区・淀川区	西淀工場	06-6472-3000
福島区・此花区	舞洲工場（破砕設備有）	06-6463-4153
天王寺区・東成区・生野区・阿倍野区・東住吉区・平野区	平野工場	06-6707-3753
都島区・東淀川区・旭区・城東区・鶴見区	東淀工場	06-6327-4541
大正区・浪速区・住之江区・住吉区・西成区	住之江工場	06-6686-8000
（ほか工場の状況により持込みしていただく場合あり）	八尾工場	072-923-4226

利用方法

1. お住まいの区を担当する施設へ電話予約（平日9:00-12:00、13:00-17:00）
2. 身分証明書を持参して指定日に搬入
3. 現地で計量後、料金を支払い（10kgあたり90円）

ヘアアイロン1台程度であれば100円未満で処分できる計算です。ただし、平日の限られた時間帯での受付となるため、仕事をされている方には利用しにくい面があります。複数の不用品をまとめて処分したい場合に検討するとよいでしょう。

リサイクルショップで売却する

状態の良いヘアアイロンであれば、リサイクルショップでの買い取りも期待できます。特に高級ブランドや多機能モデルは、中古需要があります。

買い取り対象になりやすいヘアアイロンの特徴

• 製造から3年以内の比較的新しいもの
• プレートに目立つ傷や汚れがないもの
• 正常に温度調節ができるもの
• 人気ブランドの製品

査定前にはプレート部分をしっかりクリーニングし、取扱説明書や付属品があれば一緒に持参しましょう。買い取り価格は新品価格の1～3割程度が相場ですが、状態や需要により変動します。事前に電話で買い取り可能かどうか確認することをおすすめします。

不用品回収サービスを利用する

すぐに処分したい場合や、ほかの不用品と一緒に処分したい場合は、不用品回収サービスが便利です。特に引越し前の断捨離や大掃除の際に大変便利です。

不用品回収サービスのメリット

• 自宅まで回収に来てくれる
• 即日対応が可能
• ほかの不用品とまとめて回収できる
• 分別や搬出の手間が不要

ヘアアイロン単体での回収料金は3,000円前後からが相場ですが、ほかの不用品と一緒に回収を依頼することで、1点あたりの単価を抑えることができます。業者選択の際は、大阪市から一般廃棄物収集運搬業の許可を取得した信頼できる業者を選ぶことが重要です。

不用品回収業者を選ぶ際は、大阪市から正式に許可を受けた業者かどうかを確認することが大切です。無許可の業者に依頼してトラブルになるケースもあるため注意しましょう。

城東衛生は大阪市から一般廃棄物収集運搬業の許可を取得した信頼できる業者です。ヘアアイロンの処分でお困りの方はもちろん、ほかの不用品まとめて回収など、お客様のニーズにあわせたサービスを提供しています。見積もりは無料ですので、お気軽にご相談ください。

【処分方法別】ヘアアイロンを捨てるときの費用相場

大阪市でヘアアイロンを処分する際の費用は処分方法によって大きく異なります。予算と手間を考慮して最適な方法を選択しましょう。

▼廃棄

処分方法	料金
粗大ゴミとして処分する	200～400円
30cm以下のサイズを普通ゴミとして処分する	無料
小型家電回収ボックスを利用する	無料
処理施設に持ち込む	10kgごとに90円
家電量販店に引き取ってもらう	0～500円程度
不用品回収業者に依頼して処分する	3,000円前後～

▼売却・リユース

処分方法	料金
リサイクルショップを利用する	状態によって買い取り可能
フリマアプリで販売する	販売手数料・配送料などが必要

無料で処分したい場合は、サイズが合えば小型家電回収ボックスの利用がおすすめです。確実かつ手間をかけずに処分したい場合は普通ゴミとして出すのが無難でしょう。

城東衛生であれば即日対応も可能で、「今すぐ片付けたい」というニーズにもお応えします。複数の不用品をまとめて処分したい場合は特に便利で、トータルでの時間と労力の節約を考えれば費用対効果は高いと言えます。

ヘアアイロンを処分する際の注意点

ヘアアイロンを安全に処分するため、以下の点に十分注意してください。

コードレスは内蔵電池を外す

コードレス式ヘアアイロンには充電式バッテリーが内蔵されているため、処分前に必ず取り外してください。バッテリーをそのまま処分すると、収集車や処理施設で発火事故を招く恐れがあります。

取り外し手順

1. 電源を完全に切り、十分に冷ます
2. 取扱説明書にしたがってバッテリーを取り外す
3. 外せない場合は小型家電リサイクルの専用ルートへ

取り外したバッテリーは家電量販店やホームセンターに設置された小型充電池回収ボックスに投入してください。バッテリーが外せないコードレス式ヘアアイロンは、普通ゴミとして出すのは避け、必ず小型家電回収ボックスを利用しましょう。

小型家電リサイクル回収を利用する場合は投入サイズに注意

小型家電回収ボックスの投入口は縦15cm×横30cmと決められており、この中にすっぽり入る大きさのもののみ投入可能です。無理に押し込むと故障の原因となります。

サイズ確認のポイント

• 本体の厚みも含めて測定する
• コードを巻いた状態でのサイズを確認
• 入らない場合はほかの処分方法を選択

一般的なストレートアイロンであれば問題なく投入できますが、大型のスチーム機能付きモデルやカール用の太いアイロンは入らない場合があります。事前に自宅で簡単にサイズを測ってから持参することをおすすめします。

分解は最小限にとどめる

ヘアアイロンを自分で分解することは推奨しません。内部に鋭利な部品や化学物質が含まれている可能性があり、怪我や事故の原因となります。

安全な処分のために

• 電源コードは取り外し可能な場合のみ分離
• プレート部分は無理に外さない
• ネジを外すなどの分解作業は避ける
• 外装カバーも基本的にはそのまま処分

どうしても分解が必要な場合は、取扱説明書に記載された方法に従うか、専門業者に依頼することを検討してください。安全性を最優先に考え、無理な作業は避けましょう。

【大阪市】ヘアアイロンの種類別の処分ルール

ヘアアイロンにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴に応じた処分方法があります。

セラミックやチタンプレート

セラミックやチタン素材のプレートを使用したヘアアイロンは、一般的な処分方法で問題ありません。これらの素材は安定しており、特別な処理は必要ありません。

処分時の注意点

• プレート部分の汚れや髪の毛を事前に清掃
• 高温になるため十分に冷ましてから処分
• 30cm以下であれば普通ゴミとして処分可能

セラミックやチタンは資源価値の高い素材のため、可能であれば小型家電リサイクル回収ボックスを利用することで、資源の有効活用に貢献できます。

スチーム機能付き

スチーム機能付きヘアアイロンは、水タンクが内蔵されているため、処分前に必ず水を完全に抜いてください。水が残ったまま処分するとカビや異臭の原因となります。

処分手順

1. 水タンクから水を完全に排出
2. 内部を乾燥させるため一日程度放置
3. タンクが取り外せる場合は分離して処分

スチーム機能付きモデルは本体が大きくなりがちなため、サイズを確認して適切な処分方法を選択してください。水タンクがプラスチック製で分離可能な場合は、プラスチック資源として別途分別することも可能です。

コードレス（リチウム電池内蔵）

リチウムイオン電池を内蔵したコードレスヘアアイロンは、最も注意が必要な処分対象です。バッテリーの取り扱いを間違えると火災事故の原因となります。

大阪市では2024年からリチウムイオン電池内蔵機器の専用回収を開始しており、安全な処分方法が確立されています。絶対に普通ゴミとして出さず、必ず専門の処分方法を利用してください。

ブラシアイロン

ブラシ一体型のヘアアイロンは、ブラシ部分の材質によって処分方法が異なります。金属製とプラスチック製では分別区分が変わる場合があります。

材質別の処分方法

• 金属ブラシ：本体と一緒に処分
• プラスチックブラシ：可能であれば分離してプラスチック資源へ
• 動物毛ブラシ：本体と一緒に普通ゴミへ

ブラシ部分が著しく汚れている場合は、事前に清掃してから処分することをおすすめします。無理に分解する必要はありませんが、簡単に外せる場合は材質に応じて分別しましょう。

耐熱ポーチやスタンドなどの付属品

ヘアアイロンに付属する耐熱ポーチやスタンドは、材質に応じて適切に分別してください。これらの付属品は本体とは別の処分方法になる場合があります。

付属品別の処分方法

• 耐熱ポーチ（布製）：古布または普通ゴミ
• 耐熱ポーチ（合成樹脂製）：プラスチック資源または普通ゴミ
• スタンド（金属製）：資源ゴミまたは普通ゴミ
• スタンド（プラスチック製）：プラスチック資源または普通ゴミ

付属品のサイズが30cmを超える場合は、本体と同様に粗大ゴミとして処分する必要があります。材質の判別が困難な場合は、普通ゴミとして処分しても問題ありません。

大阪市でヘアアイロンの捨て方にお困りなら城東衛生へ

本記事では、大阪市でのヘアアイロンの処分方法について8つの方法を詳しく解説しました。種類別の処分ルールや注意点も含めて、安全かつ適切に処分するための情報をお伝えしました。

もし、ヘアアイロン以外にも処分したい不用品が複数ある場合や、すぐに処分したい場合は、城東衛生にお任せください。城東衛生は大阪市から一般廃棄物収集運搬業許可を正式に取得している信頼できる不用品回収業者で、創業65年以上の豊富な実績があります。

引越し前の断捨離や大掃除の際には、ヘアアイロン以外にもさまざまな不用品が発生するものです。城東衛生なら、それらをまとめて効率的に回収・処分いたします。小型家電の適切な分別や、リサイクル可能な品物の買い取りサービスも行っているため、処分費用を抑えることも可能です。

見積もりは無料で承っておりますので、電話やメール、LINEにて、まずはお気軽にご相談ください。お客様のご都合に合わせて柔軟に対応いたします。