「大阪市でマットレスを処分したい」「マットレスを大阪市で捨てる際の料金が分からない」と悩んでいる方も多いでしょう。大阪市でマットレスを処分する方法は9種類あり、各手段ごとに料金や収集の流れが異なります。
本記事では、大阪市のマットレスの捨て方を解説します。マットレスを買い替えるサインも紹介するので、捨てるタイミングに悩んでいる方は参考にしてください。
大阪市のマットレスの捨て方9選
大阪市のマットレスの処分方法は、全部で9種類あります。家庭の状況などによって最適な処分方法は異なるため、自分に合ったものを選びましょう。
大阪市に収集を依頼する
大阪市は、マットレスを含め、さまざまな粗大ゴミの収集を行っています。
収集の予約方法
大阪市にマットレスの処分を依頼する場合は、さまざまな予約方法があります。それぞれの問い合わせ先は以下の通りです。
収集の予約方法 | 問い合わせ先 |
---|---|
粗大ゴミ収集受付センター | 粗大ゴミ収集受付センター |
電話 |
|
粗大ゴミ収集チャットボット | 粗大ゴミ収集チャットボット |
FAX |
|
はがき | お住まいの環境事業センター宛てに送る |
「粗大ゴミ収集受付センター」と「粗大ゴミ収集チャット」の2つは、365日24時間受け付けています。時間を気にせずに、気軽にマットレスの回収を申し込みたい方は利用してみましょう。
収集料金の決済方法
マットレスの収集料金は、基本的に「粗大ゴミ処理手数料券」で支払います。手数料券は、大阪市内のスーパーマーケットや郵便局、コンビニエンスストアなどで購入ができます。
マットレスの処分をインターネットで申し込む場合は、キャッシュレス決済の利用も可能です。大阪市のマットレス収集で使用できるキャッシュレス決済は、以下の3つです。
- クレジットカード
- au PAY
- Pay Pay
また、インターネットで収集を依頼する場合も、粗大ゴミ処理券で支払えます。
収集の流れ
大阪市の収集は、午前8:30からです。収集開始時間までにマットレスを出しておく必要があります。
粗大ゴミ処理手数料券で支払った方は、受付番号や氏名を記入して、マットレスに貼り付けておきましょう。処理予定のマットレスごとに、見やすい位置に張り付けてください。マットレスの収集が終わるまでは、粗大ゴミ処理手数料券の購入者控を保管しておきましょう。
一方、キャッシュレス決済を利用してマットレスを処分する場合は、受付番号を明記しておく必要があります。受付番号を紙に書いて張り付けたり、マットレスに直接記入したりしても問題ありません。マットレスを収集する職員が困らないように、見やすい位置に受付番号を記入しておきましょう。
持ち込みで処分する
マットレスを大阪市の職員の方に回収してもらう以外にも、直接ゴミ処理施設へ持ち込む方法もあります。火・水・木・金曜日の、9:00~12:00または13:00~17:00に持ち込みましょう。
参考:ゴミの持込み(大阪市)
持ち込み処分ができる処理施設
お住まいの地区ごとに持ち込み先が異なります。各地区ごとの持ち込みで処分できる処理施設は、以下の通りです。
お住まいの区 | 担当の処理施設 | 電話番号 |
---|---|---|
北区・中央区・西区・港区・西淀川区・淀川区 | 西淀工場 | 06-6472-3000 |
福島区・此花区 | 舞洲工場 | 06-6463-4153 |
天王寺区・東成区・生野区・阿倍野区・東住吉区・平野区 | 平野工場 | 06-6707-3753 |
都島区・東淀川区・旭区・城東区・鶴見区 | 東淀工場 | 06-6327-4541 |
大正区・浪速区・住之江区・住吉区・西成区 | 住之江工場 | 06-6686-8000 |
工場の状況により持込みが必要な場合に利用 | 八尾工場 | 072-923-4226 |
参考:ゴミの持込み(大阪市)
持ち込み処分の流れ
マットレスの持ち込み処分をする場合は、前日の9:00~12:00または13:00~17:00までに処理施設で予約をします。処理施設への持ち込み処分は、1日1回まで利用可能です。マットレスが複数枚ある場合は、一度に持ち込みましょう。
また、マットレスの持ち込み処分でダンプ車以外を利用する場合は、2人以上で搬入する必要があります。車検証を持っていく必要もあるため、あらかじめ準備しておきましょう。
参考:ゴミの持込み(大阪市)
ふれあい収集で処分する
大阪市では、高齢者や障害者など、ゴミ出しが難しい方を支援するために、ふれあい収集を行っています。ふれあい収集の対象者や利用方法を解説します。
ふれあい収集の対象者
ふれあい収集を利用できるのは、親族などの協力を得られず、自分でゴミを捨てられない方です。また、大阪市内でひとり暮らしをしており、以下のうち、いずれかの条件に当てはまる方が利用できます。
- 満65歳以上の方
- 身体障がい者手帳や精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳の交付を受けている方
- 要支援または要介護の認定を受けている方
- そのほか環境局長から認められている方
参考:【粗大ゴミのふれあい収集】対象要件を拡大しました(大阪市) / 大阪市ふれあい収集実施要綱(大阪市)
ふれあい収集の利用方法
大阪市でマットレスの処分にふれあい収集を利用する場合は、以下の手順で行います。
- 環境事業センターに問い合わせる
- 大阪市の職員が自宅に来て面談を行う
- ふれあい収集の対象に当てはまるか審査する
- マットレスの収集日時を教えてもらう
マットレスの収集に関して質問がある場合は、面談時に相談しておきましょう。
参考:【粗大ゴミのふれあい収集】対象要件を拡大しました(大阪市)
おいくらでリユースする
「おいくら」とは、株式会社マーケットエンタープライズが運営する不用品買取サービスです。
複数のリユースショップで買取価格を比較でき、納得した売却先で買い取ってもらえます。大阪市の収集は、マットレスの処分に費用がかかりますが、おいくらを利用すれば利益を得られる可能性もあります。
本来捨てるはずだったマットレスをリユースすると、社会貢献にも繋がるためおすすめです。また、自宅まで買取に来てもらえたり、土日祝日にも対応していたりするため、利用しやすいサービスです。
マットレスの処分に費用をかけたくない方は、大阪市で利用者が多い「おいくら」で無料の査定を受けましょう。
参考:「おいくら」を活用して、リユースを検討してみませんか?(大阪市) / 【大阪市と連携】最短当日で手間ない不用品買取ならおいくら
ジモティーで譲り先を探す
ジモティーとは、無料の広告掲示板です。大阪市は、ジモティーと連携しており、不用品のリユースを推進しています。マットレスの処分にも利用できるため、登録をしておきましょう。
不用品を投稿して地元で譲り先を探せるため、遠くまでマットレスを持ち運ぶ必要がない点がメリットです。さらに、登録から出品、不用品の受け渡しまで手数料がかからないため、条件によっては無料でマットレスを処分することもできます。
参考:「ジモティー」を活用して、リユースを検討してみませんか?(大阪市)
下取りサービスを利用する
新たにマットレスを購入する場合は、購入店で下取りサービスまたは引き取りサービスを利用できる可能性があります。マットレスの買い替えを検討している方は、購入店に問い合わせて確認してみましょう。
引き取りサービスは、無料で行っているところもあります。ただ、有料の場合もあり3,000~4,000円かかるケースがあります。
なお、全ての店舗がマットレスを引き取れるわけではありません。購入前に店舗スタッフや公式ホームページで詳細を確認しておきましょう。
リサイクルショップで売る
新品や新品に近い状態のマットレスであれば、リサイクルショップで売る方法もあります。汚れがあったり、破れていたりするマットレスは、リサイクルショップで買い取ってもらえないケースが多いです。
また、マットレスの買取を行っているリサイクルショップは多くありません。マットレスを処分したい場合は、寝具をメインに取り扱っているリサイクルショップなどを利用する必要があります。
フリマアプリやネットオークションを利用する
フリマアプリやネットオークションを利用すれば、気軽にマットレスを処分することが可能です。処分できるだけではなく、収益も得られる場合がある点もメリットです。
しかし、マットレスはサイズが大きいため送料がかかり、売れても赤字になる可能性も考えられます。特に中古のマットレスは売れづらく、処分までに時間がかかります。
マットレスを置いておくと部屋のスペースが占有されてしまうため、すぐに処分したい方は別の方法を検討しましょう。
不用品回収業者に依頼して処分する
不用品回収業者とは、その名の通り不用品の回収を行う業者です。マットレス以外にも処分したいものがいくつかある場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。
不用品回収業者は、作業スタッフが自宅まで来てくれるため、自分でマットレスを搬入する必要がありません。また、土日祝日にかかわらず、不用品回収業者を利用できるため、マットレスの回収に時間がかかりません。
しかし、不用品回収業者に依頼する場合は大阪市の「一般廃棄物収集運搬業」の許可を得ているかを確認する必要があります。許可を得ていない業者を利用すると、見積もりと異なる高額請求をされる可能性も考えられます。
マットレスの処分を不用品回収業者に依頼する場合は、許可を得た優良な業者を利用しましょう。
大阪市でマットレスを捨てるのにかかる料金
大阪市でマットレスを処分するのにかかる料金は、以下の通りです。
方法 | 料金 |
---|---|
大阪市に収集依頼 |
|
持ち込み | 10kgごとに90円 |
ふれあい収集 | 粗大ゴミ処理手数料が必要 |
おいくら | 無料 |
ジモティー | 無料 |
下取りサービス | 無料または3,000円~4,400円 |
リサイクルショップ | 無料 |
フリマアプリやネットオークション | 送料や梱包費 |
不用品回収業者 | 業者により異なる |
参考:粗大ゴミ手数料一覧表(大阪市) / 大阪市ふれあい収集実施要綱(大阪市) / ゴミの持込み(大阪市)
マットレスを買い替えるときのサイン
「マットレスはどのタイミングで捨てるべき?」と悩んでいる方も多いでしょう。マットレスを買い替えるときのサインを紹介していくので、参考にしてください。
腰があたる部分がくぼんでいる
マットレスを長年使うと、腰やお尻があたる部分からくぼみが発生し始めます。ベッドに寝転がる前から、マットレスの一部分にくぼみがある場合は、スプリングが弱っている証拠です。
マットレスの反発がなくなり、一部分だけがくぼんでいる状態で寝ると、身体への負担が大きくなります。寝ても身体の疲れが取れず、身体を痛めてしまう可能性があるため、マットレスの買い替えがおすすめです。
キシキシと音がなる
ウレタン製ではなく、スプリングを使用しているマットレスは、劣化が進むと金属がこすれる音がします。そのため、マットレスからキシキシと音がなり始めた場合は、買い替えのサインです。
長年使用しているマットレスであれば、スプリングの感触を直接的に感じる場合もあります。スプリングの硬さを感じる状態では、寝心地が悪化してしまうため、早めに買い替えておきましょう。
身体が沈みやすくなった
高反発のマットレスを長年使用していると、反発力が弱まり、身体が沈みやすくなります。身体が沈みやすいマットレスは、睡眠時の姿勢が不自然になりやすく、身体を痛める原因になりかねません。
起床時に身体に痛みを感じる
マットレスの劣化が進んでいると、睡眠の質が下がり、起床時に身体の痛みを感じるケースがあります。今までは快適な睡眠が取れていたマットレスでも、スプリングや弾力が低下すると寝つきが悪くなります。
「最近は身体の疲れが取れない」「起床すると身体が痛い」などの不調を感じた場合は、マットレスの状態を確認しましょう。
大阪市でマットレスの処分にお困りなら城東衛生へ
本記事では、大阪市でマットレスを処分する方法を解説しました。マットレスの捨て方は、全部で9種類あり、処分するタイミングや状況によって使い分ける必要があります。
マットレス以外にも不用品を処分したいと考えている方は、城東衛生にご相談ください。城東衛生は、大阪市の「一般廃棄物収集運搬業」の許可を得ており、創業から70年以上の豊富な実績がある不用品回収業者です。
不用品買取も同時に行っているため、お得にマットレスの処分ができます。マットレスの処分にかかる費用の見積もりは無料で承っているため、電話・メール・LINEから気軽にお問い合わせください。