「古くなった炊飯器を処分したいけれど、どのように捨てたらよいのかわからない」
「詳しい処分方法を知りたい」
このように困っている方は多いのではないでしょうか。
炊飯器はサイズによって処分方法が異なるため、事前に大きさを測ってから、捨てる必要があります。
本記事では、大阪市での炊飯器の処分方法を詳しく解説します。行政に依頼する方法以外にも、下取りサービスやフリマアプリを活用した方法などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
大阪市の炊飯器の捨て方9選
炊飯器は、サイズや状態によって適切な処分方法が異なります。ここでは、大阪市の炊飯器の捨て方9選をご紹介します。
大阪市のゴミ収集で処分する
大阪市では、炊飯器のサイズによって処分方法が異なります。ここでは、炊飯器のサイズごとに処分方法を紹介します。
【30cm以内の場合】普通ゴミとして処分する
大阪市では、最大の辺が30cm以内の場合、普通ゴミとして処分することができます。手続き不要で処分できるため、小型の炊飯器をお持ちの方にとっては便利な処分方法です。なお、普通ゴミの収集は週2回です。
【30cm超えの場合】粗大ゴミとして処分する
大阪市では、30cmを超える炊飯器は粗大ゴミとして処分する必要があります。粗大ゴミの処分には事前の申し込みが必要なため、手順を確認して進めましょう。
粗大ゴミとして処分する場合は、以下の方法のいずれかで予約をします。
方法 | 問い合わせ先 |
---|---|
電話 |
固定電話:0120-79-0053 携帯電話:06-6530-1530 |
インターネット | 粗大ゴミ収集受付システム |
チャットボット | 粗大ゴミ収集チャットボット |
FAX |
0120-53-4153(通話料無料) 06-7639-1432(有料) |
はがき | お住まいの地域を担当する環境事業センターへ、はがきを送付 |
申し込み後、粗大ゴミ処理券をコンビニやスーパーなどの取扱店で購入し、炊飯器に貼り付けます。指定された収集日の8:30までに、指定場所に炊飯器を出しておきましょう。
参考:粗大ごみ処理手数料一覧表(大阪市) / 粗大ごみの申し込みに関すること(大阪市)
持ち込みで処分する
大阪市で炊飯器を捨てるのに持ち込み処分を選ぶと、自分の都合のいい時間に廃棄ができるメリットがあります。粗大ゴミの収集を待たずに処理施設へ直接持ち込むことができるため、収集日に都合がつかない方におすすめの処分方法です。
持ち込み処分ができる処理施設
大阪市では炊飯器を、住まいがある区(ゴミの発生区)を担当する処理施設に直接運び込むことができます。
処理施設 | お住まいの区 | 電話番号 |
---|---|---|
西淀工場 | 北区・中央区・西区・港区・西淀川区・淀川区 | 06-6472-3000 |
舞洲工場(破砕設備設置) | 福島区・此花区 | 06-6463-4153 |
平野工場 | 天王寺区・東成区・生野区・阿倍野区・東住吉区・平野区 | 06-6707-3753 |
東淀工場 | 都島区・東淀川区・旭区・城東区・鶴見区 | 06-6327-4541 |
住之江工場 | 大正区・浪速区・住之江区・住吉区・西成区 | 06-6686-8000 |
八尾工場 | 他の工場の状況によって利用する | 072-923-4226 |
各施設は事前に電話予約が必要となるため、忘れずに電話で予約をとっておきましょう。
参考:ごみの持込み(大阪市)
持ち込み処分の流れ
まず、炊飯器を持ち込むことができる処理施設を確認しましょう。大阪市内にはいくつかの処理工場があるので、自分のお住まいに該当する処理施設を選んでください。
車で運ぶ場合、施設までのルートも事前に確認をしておきましょう。到着後、係員に炊飯器を渡し、必要な処分手続きを行います。
また、処分には所定の料金がかかります。ゴミ処理手数料は現金のみの支払いとなるため、事前に準備しておいてください。料金はサイズや重量によって異なるため、持ち込む前に確認しておくとよいでしょう。
ふれあい収集で処分する
大阪市では、高齢者や障がいのある方など、ゴミを自分で運び出すことが難しい方を対象に「ふれあい収集」を提供しています。
このサービスを利用すれば、自宅まで炊飯器などの粗大ゴミを回収しに来てもらえるため、負担を軽減できるでしょう。
ふれあい収集の対象者
大阪市におけるふれあい収集の対象者は、以下の条件に該当する方です。
- 満65歳以上の方
- 身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳又は療育手帳の交付を受けている方
- 要支援又は要介護の認定を受けている方
- その他環境局長が認める方
このサービスは事前に申し込みをする必要がありますが、原則無料で利用できます。ただし、粗大ゴミ収集については、別途、粗大ゴミ処理手数料が必要です。
ふれあい収集の利用方法
大阪市で提供されている「ふれあい収集」を利用するためには、まず住まいの区を担当する環境事業センターに連絡をして、利用申請をしてください。申請後に担当者の審査・現地調査後、ふれあい収集が開始されます。
おいくらで売却する
大阪市では「おいくら」を通じたリユース(再利用)の推進を行っています。この「おいくら」は複数のリサイクルショップから査定を一括で受けられる便利なサービスで、どこで高く売れるか簡単に比較できるのが特徴です。
まず、おいくらの公式サイトにアクセスして、炊飯器の情報を入力してください。型番や状態、使用年数などの詳細を入力することで、すぐに複数の業者から査定額が提示されます。査定額に納得がいけば、そのまま出張買取や店舗への持ち込みが可能です。
こうして、おいくらを活用することで不要になった炊飯器をお得に処分することができるでしょう。捨てる前に、ぜひ一度査定をしてみてください。
参考:「おいくら」を活用して、リユースを検討してみませんか?(大阪市)
ジモティーで希望者を探す
不要になった炊飯器を誰かに譲りたいという場合、地域の掲示板サイト「ジモティー」を利用して希望者を探す方法があります。
ジモティーとは、登録料・手数料は無料で利用でき、近隣の住民同士で物を譲り合ったり、売買を行えたりするプラットフォームです。
利用方法は、まずジモティーの公式サイトやアプリにアクセスし、炊飯器の情報を投稿します。ジモティーの強みは、何といっても無料で出品できることです。「無料でお譲りします」という形で出品すれば、多くの希望者が集まるでしょう。
問い合わせやメッセージを受け取ったら、引き渡し方法を決定してください。その際は直接の引き渡しが基本となります。引き渡し時には、なるべく公共の場所での受け渡しを心がけてください。
参考:大阪府 大阪市の全ての中古あげます・譲ります(ジモティー大阪版)
下取りサービスを利用する
新しい炊飯器を購入するタイミングで下取りサービスを利用するのも、効率的な処分方法です。家電量販店によっては、炊飯器の下取りを行っている場合があり、古い炊飯器を引き取ってもらえるだけでなく、ポイント還元や割引が適用されることもあります。
まず、家電量販店で下取りサービスを行っているかを確認しましょう。購入する炊飯器の価格やメーカーによって、下取り価格が変わることがあるため、事前に相場を調べておくとよいでしょう。
下取りサービスを利用すれば、古い炊飯器の処分と新しい炊飯器の購入が同時にできるため、手軽かつお得です。新しい炊飯器を買い替える際には、下取りサービスの活用も検討しましょう。
リサイクルショップで売る
炊飯器の状態が良ければ、リサイクルショップで売却できます。まずは、近くのリサイクルショップを探してみましょう。大阪市内には多くのリサイクルショップがあり、炊飯器の買取を行っている店舗も少なくありません。
また、リサイクルショップによっては店舗への持ち込みと、出張買取を選べる場合もあります。持ち運びが難しい場合は、出張買取サービスを利用するのもよいでしょう。
リサイクルショップで売ることで、炊飯器を再利用してもらうことができます。まだ使える炊飯器を手放す際は、ぜひリサイクルショップでの売却も検討してください。
フリマアプリやネットオークションを利用する
メルカリやラクマなどのフリマアプリは、写真を撮って炊飯器の情報を入力するだけで簡単に出品できます。自分で価格を設定できるため、相場を調べて適正な価格を決めるとスムーズに売れるでしょう。
また、オークションでは、最も高い価格を提示した人がその商品を購入することができます。炊飯器の需要が高ければ、思わぬ高値で売れることもあるでしょう。自分に合ったプラットフォームを選び、上手に活用してみてください。
不用品回収業者に依頼して処分する
不用品回収業者に依頼すると、不要になった炊飯器を自宅まで直接回収に来てくれます。忙しい方や持ち運びが難しい方にとって、便利な処分方法です。
利用する際は、まず信頼できる不用品回収業者を選びましょう。大阪市には多くの不用品回収業者があり、価格やサービス内容が業者によって異なります。
見積もりは無料で行っている業者も多いため、複数の業者に問い合わせて料金やサービス内容を比較するのがポイントです。口コミや評判を確認して、信頼できる業者を選ぶのもよいでしょう。
不用品回収を依頼したい方は、ぜひ城東衛生にご相談ください。城東衛生は、創業70年の豊富な実績を持つ会社です。一般廃棄物収集運搬業許可を取得しているため、安心してご依頼いただけます。
大阪市で炊飯器を捨てるのにかかる料金
炊飯器を捨てる方法によって、かかる料金は異なります。処分方法を選ぶ前に、それぞれの費用について知っておくとよいでしょう。
方法 | 料金 |
---|---|
大阪市のゴミ収集で処分する |
普通ゴミとして処分する場合:無料 粗大ゴミとして処分する場合:200円 |
持ち込みで処分する | 10kgごとに90円 |
ふれあい収集で処分する | 粗大ゴミに限り処理手数料が必要 |
おいくらで売却する | 無料 |
ジモティーで希望者を探す | 無料(オンライン決済機能を使う場合は合計金額の5%が発生) |
下取りサービスを利用する | 無料 |
リサイクルショップで売る | 業者によって異なる |
フリマアプリやネットオークションを利用する | システム利用料・配送料など |
不用品回収業者に依頼して処分する | 業者によって異なる |
参考:粗大ごみの申し込み方法(大阪市) / 粗大ごみ処理手数料一覧表(大阪市) / ごみの持込み(大阪市) / ふれあいや安否確認のサービス(大阪市)
炊飯器を捨てるタイミング
炊飯器は長く使っていると劣化や故障が起きます。どのタイミングで捨てるべきか迷う人もいるでしょう。ここでは、炊飯器を捨てるタイミングを解説します。
電源が入らなくなった
炊飯器の電源が入らなくなると、炊飯器としての機能が使えなくなるため、修理か処分の選択が迫られるでしょう。まず、プラグがコンセントの奥まで差し込まれているか、確認してください。問題がない場合は、部品が故障している可能性があります。
保証期間内であれば修理に出すのもよいでしょう。しかし、修理費用が高額の場合は、買い替えを検討することをおすすめします。
異音・異臭がする
炊飯器から大きなモーター音がする場合は、故障している可能性があります。
また、異臭がする場合も注意が必要です。樹脂部品の劣化により異臭がする場合があります。パッキンや内釜などをきれいに洗っても異臭が取れない場合は、故障している可能性があるでしょう。
ご飯が炊けなくなる
炊飯器のスイッチを押しても全く炊けない、途中で止まってしまう、または炊き上がりが硬すぎたり生煮えが続いたりする場合は、故障の可能性があります。
まずは、水やお米の量、メニュー選択を間違えて炊飯していないかなどを確認してみてください。それでも改善しない場合は、内部の部品に異常が起きていることが考えられます。
内釜のコーティングが剥がれる
内釜のコーティングが剥がれると、ご飯が釜にこびりつきやすくなります。内釜だけを交換できる炊飯器もあります。もし、内釜だけを販売していない場合は、買い換えを検討したほうがいいでしょう。
大阪市で炊飯器の捨て方にお困りなら城東衛生へ
大阪市で炊飯器を捨てる方法は、主に以下の9つがあります。
- 大阪市のゴミ収集で処分する
- 持ち込みで処分する
- ふれあい収集で処分する
- おいくらで売却する
- ジモティーで希望者を探す
- 下取りサービスを利用する
- リサイクルショップで売る
- フリマアプリやネットオークションを利用する
- 不用品回収業者に依頼して処分する
不用品回収業者への依頼は、最短即日で引き取ってもらえる場合があるため、すぐに処分したい人におすすめです。
大阪市で炊飯器の捨て方に困った際は、城東衛生にご相談ください。城東衛生は、創業70年の豊富な実績を誇り、長年にわたって大阪市の許可業者として、安心・安全な廃棄物処理を行っています。