「大阪市での傘の捨て方が分からない」
「傘を捨てるときの注意点は?」
大阪市で傘を捨てたいと考えている方の中には、このように捨て方が分からずに困っている方も多いでしょう。大阪市で傘を捨てる方法は5つあり、それぞれの手段ごとに料金や手間などが異なります。
本記事では、大阪市での傘の捨て方を詳しく解説します。状況にあわせた処分方法のほかに、傘を分解するコツや注意点などもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
大阪市で傘を処分する方法5選
大阪市で傘を処分するには、さまざまな方法があります。それぞれの方法ごとによい点や悪い点があるため、5つの捨て方から自分に合った手段を選びましょう。
【30cm以内の場合】普通ゴミとして捨てる
大阪市では、最大の辺または径が30cm以内のものや、棒状で1m以内のものは、普通ゴミとして捨てられます。そのため、サイズが小さい傘の場合は、大阪市で普通ゴミとして処分が可能です。
大阪市は普通ゴミの収集日が週に2回あり、月に合計8回ほどとなるため、捨てる機会は頻繁にあります。普通ゴミの収集日は、お住いの区によって異なるため、しっかりと確認しておきましょう。
また、お住いの地域の収集日が分からない方は、「大阪市ゴミ収集マップ」を参考にしてください。普通ゴミの収集は2時間ほどの幅があるため、定められた時間内に傘を指定の場所に捨てましょう。
参考:普通ゴミ収集(大阪市)
【1mを超える場合】粗大ゴミとして捨てる
大阪市の場合、1mを超えるサイズの傘は、普通ゴミとして捨てられません。そのため、1mを超える傘は、粗大ゴミとして捨てる必要があります。大阪市で粗大ゴミとして傘を捨てるには、以下の方法のいずれかで予約をします。
方法 | 申し込み |
---|---|
電話 | 固定電話:0120-79-0053 携帯電話:06-6530-1530 |
インターネット | 粗大ゴミ収集受付システム |
チャットボット | 粗大ゴミ収集チャットボット |
FAX | 0120-53-4153(通話料無料) 06-7639-1432(有料) |
はがき | お住まいの地域を担当する環境事業センターへ、はがきを送付 |
粗大ゴミ処理手数料の払い戻しはできないため、傘の処理手数料を確認したうえで購入しましょう。また、インターネットで粗大ゴミ処理を申し込むと、クレジットカードやPayPay、auPAYを利用できます。キャッシュレス決済を利用したい方は、インターネットで申し込みするのがおすすめです。
関連記事:大阪市の粗大ゴミの捨て方4選!申し込み方法や回収料金についても解説
参考:粗大ごみ処理手数料一覧表(大阪市) / 粗大ごみの申し込みに関すること(大阪市)
フリマアプリやリサイクルショップを利用する
まだ使用可能な傘を捨てる場合は、フリマアプリやリサイクルショップで買い取ってもらう方法があります。状態にもよりますが、ブランド傘や高性能な折りたたみ傘はフリマアプリやリサイクルショップでの需要が高いため、買取対象になる可能性があります。ただし、安価なビニール傘は買取対象外の場合が多いのでご注意ください。
時間に余裕がある場合は、複数のリサイクルショップで見積もりを比較するのがおすすめです。基本的に見積もりは無料なので、より高い買取額を狙えます。またフリマアプリへの出品も、良い選択肢の一つです。
施設など必要としている場所に寄付する
状態の良い傘は、必要としている施設や団体への寄付で役立てられます。特に折りたたみ傘は需要が高く、NPO法人「不用品の物品寄付で明るい社会を築く会」などが積極的に受け付けています。骨折れや破れ、激しいサビがない傘であれば、古くても寄付が可能です。
支援したい施設が決まっている場合は、直接相談するのが確実です。施設によって受入条件が異なるため、事前に確認しておくとスムーズです。
不用品回収業者に依頼する
大量の傘や、他の不用品と一緒に処分したい場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。特に引っ越しや大掃除の際に便利です。
大阪市の粗大ごみ処分では、1点ごとにシールを貼る必要がありますが、不用品回収業者なら一括で処分できるため、手間が省けます。また、市の収集日に縛られることなく、都合の良いタイミングで回収してもらえます。料金面でもお得になることが多いので、ぜひ検討してみましょう。
傘を捨てるときの注意点は?
大阪市で傘を捨てるときの注意点として、以下の3つがあります。
- 大阪市の傘を処分するときの分別ルールを確認する
- 傘の分解をする場合は安全面に配慮する
- 粗大ゴミの場合はすぐに回収してくれるとは限らない
傘を適切に処分するためにも、それぞれの注意点を確認しておきましょう。
大阪市の傘を処分するときの分別ルールを確認する
大阪市に限らず、各自治体のゴミ処分には、分別ルールがあります。大阪市で傘を処分する場合も同様に、分別ルールにしたがって捨てましょう。30cm以内のものであれば可燃ゴミとして捨てられますが、1mを超える場合は粗大ゴミとして捨てる必要があります。
また、傘の処分をする際に、ビニール部分と骨組みの金属部分を分ける必要があるかは、公式ホームページに明記されていません。傘の捨て方に不安がある方は、大阪市に問い合わせて確認を取っておきましょう。
問い合わせ先は、お住いの区ごとに異なります。「ゴミの出し方や収集曜日などのお問合せ先」から事前に傘の捨て方を問い合わせてください。
参考:普通ゴミ収集(大阪市)
傘の分解をする場合は安全面に配慮する
大阪市に問い合わせて、傘の分解が必要と分かった場合は、安全面に注意して分解しましょう。傘は骨組み部分が金属であるケースが多く、細長いため怪我をしやすくなっています。傘の持ち手部分はプラスチックや自然木、金属などでできている場合が多く、無理に分解しようとすると怪我をするリスクが高まります。
傘を分解する際には、手袋を着用したり、長そでを着たりして鋭利な金属部分に触れても問題ないように工夫しましょう。また、分解した後は持ち運びの際に怪我をしないために、骨組みをガムテープでまとめたり、紐で縛ったりするのがおすすめです。
また、ただ傘を捨てるだけではなく、フリマアプリで販売したり、施設に寄付をしたりするなど、さまざまな方法があります。そのため、自分で傘を分解するのが難しいと感じた場合は、無理をせずにほかの処分方法を検討しましょう。
粗大ゴミの場合はすぐに回収してくれるとは限らない
大阪市で粗大ゴミとして傘を捨てる場合は、依頼をすればすぐに回収してもらえるとは限りません。大阪市では、粗大ゴミを捨てる際に申し込みが必要になり、収集日を決めて回収してもらうまでに時間がかかります。また、粗大ゴミ処理手数料券を貼り付けたり、受付番号を記載したりするなどの手間がかかります。
粗大ゴミとして扱われる傘をすぐに捨てたい場合は、ほかの方法で処分しましょう。例えば、不用品回収業者であれば、希望する日時に傘を捨てられます。傘以外の不用品も同時に回収できるため、急な引っ越しで大掃除をする際にも便利です。
参考:普通ゴミ収集(大阪市)
大阪市で傘を捨てるときにかかる料金
傘を捨てる方法によって、必要な料金が異なります。各処分方法ごとに必要になる料金は、以下の通りです。
方法 | 料金 |
---|---|
可燃ゴミ | 無料 |
粗大ゴミ | 200円~1,000円 |
フリマアプリやリサイクルショップ | 無料 |
施設などに寄付 | 無料 |
不用品回収業者 | 業者によって異なる |
傘のサイズが30cm以内であれば可燃ゴミとして捨てられるので、費用はかかりません。しかし、粗大ゴミとして捨てる際には、200円~1,000円ほどの料金が必要になります。また、リサイクルショップで売却したり、寄付したりする方法もありますが、壊れた傘は処分できないケースも少なくありません。
不用品回収業者であれば、自宅まで回収に来てくれるため、廃棄に労力を必要としません。さらに、営業日内であれば、希望する日程でスムーズに処分ができます。費用はかかりますが、ほかの不用品も同時に捨てられるため、効率的に廃棄が可能です。各手段ごとの料金や手間を比較して、自分に合った方法で捨てましょう。
傘を分解するときのコツ
傘を捨てる場合、お住いの地区によっては傘を分解してから分別する必要があるケースも少なくありません。傘を解体するときのコツをビニール傘と長傘、折りたたみ傘の3つに分けて紹介していくので、参考にしてください。傘は細い金属部分が多いため、怪我をしないよう十分に注意して分解しましょう。
ビニール傘
ビニール傘を解体するときは、軍手やペンチ、ハサミを準備しておくのを推奨します。分解する手順は、以下の通りです。
- 石突きを取り外す
- つゆ先をすべて取り外す
- ビニールと骨組みの接点を切る
- 持ち手のプラスチック部分を取り外す
ビニール傘は、手元のハンドルと石突き部分がプラスチックでできているケースが多いです。プラスチック部分と金属部分を分けるために、ペンチを使って切り離す必要があります。また、骨組みは尖っていて怪我をするリスクがあるので、分解した後は新聞紙や布で包んでおきましょう。
長傘
長傘を分解するとき、軍手やペンチ、ハサミがあれば便利です。長傘を分解する手順は、以下の通りです。
- 石突きを取り外す
- つゆ先をすべて取り外す
- 布と骨組みの接点を切る
- 持ち手部分を取り外す
ほかの傘と同じ手順で分解が可能ですが、長傘は材質が異なります。先端の石突きは、木または金属でできており、回転させると取れるようになっています。しかし、接着剤で固定されている場合もあるので、回転できないときは切断しましょう。
長傘は持ち手部分が木製であったり、寒竹でできていたりします。また、合皮や生地が巻かれているだけのタイプの傘も多いです。長傘の場合は、ハンドル部分が回転式であれば、切断せずに分解できるケースもあります。
折りたたみ傘
折りたたみ傘は骨組みが折れ曲がっていて作業がしづらいため、分解するときは傘を開いた状態で行いましょう。折りたたみ傘の基本的な構造は、長傘と同じです。そのため、折りたたみ傘も長傘と同じ手順で分解できます。
- 石突きを取り外す
- つゆ先をすべて取り外す
- 布と骨組みの接点を切る
- 持ち手部分を取り外す
長傘と基本的な構造や材質は同じでも、折り畳み傘は骨組みが細く、より複雑な作りになっています。折りたたみ傘の分解は、細かな作業が必要になるうえ、パーツ数が多いため怪我のリスクが高くなります。折りたたみ傘の骨組みは細く、通常の軍手では怪我をするリスクがあるため、ゴム軍手のような貫通しづらいものが必要です。
また、折りたたみ傘は、持ち手部分が回転式のケースが多くあります。持ち手部分を切断する前に、回して取れないかを確認してみましょう。
大量の傘を処分したい場合は不用品回収業者への依頼がおすすめ
急な雨に会って出先で傘を購入する頻度が多く、不要な傘が増えてしまった方も多いでしょう。大量の傘を捨てる方は、一般廃棄物収集運搬業の許可を得ている不用品回収業者を活用してみましょう。
急いでいる場合でも対応してくれる
転勤や引っ越しなどで、急な片付けが必要なときでもすぐに対応ができます。大阪市で捨てるときは、燃えるゴミの日まで待ったり、粗大ゴミの収集依頼をしたりするなどの手間がかかります。
しかし、業者の営業日内であれば、すぐに見積もりをして、都合のよい収集日に傘の処分が可能です。例えば、城東衛生は、月曜日から土曜日の8:00~17:00に電話見積もりができます。メールやLINEの場合は、いつでも無料見積もりを受け付けているため、気になる方はぜひご利用ください。
自宅まで回収しにきてくれるため手間がかからない
1本や2本程度であれば、ゴミ収集の日まで傘を保管をしておけます。本数が少なければ、ゴミ捨て場まで捨てに行く手間もかかりません。しかし、不要な傘が数多くある場合は、保管場所や捨てに行く手間などが必要になります。また、お住いの地区によっては分別方法が異なる場合もあり、捨て方を調べる労力もかかります。
大阪市で手軽に捨てたいと考えている方は、不用品回収業者を利用してみましょう。業者に依頼すれば、自宅まで回収しにきてくれるため、手間や時間が必要ありません。
そのほかの不用品もまとめて処分できる
大掃除をして傘以外のゴミが多い場合は、まとめて処分したいと考えている方も多いでしょう。業者を利用すれば、傘以外にもさまざまな不用品の廃棄ができます。
大きな家具や重たい不用品なども、自宅まで回収しに来てくれるため、利用者の負担も小さくなります。傘以外に廃棄したい不用品がある方は、一般廃棄物収集運搬業の許可を得ている不用品回収業者を利用してみましょう。
大阪市で傘の捨て方にお困りなら城東衛生へ
本記事では、大阪市での傘の捨て方を詳しく解説しました。大阪市では、傘を可燃ゴミまたは粗大ゴミとして捨てられます。しかし、傘のサイズごとに捨て方が異なるため、量が多い場合は廃棄に労力を要します。
また、使用できる傘であれば、寄付をしたりフリマで売却したりしてみましょう。傘がブランド品の場合は、高値で引き取ってもらえる可能性が高いので、リサイクルショップの活用も推奨します。
傘以外にも捨てたい品がある方は、城東衛生へご依頼ください。城東衛生は、大阪市から一般廃棄物収集運搬業の許可を得ており、安心して利用いただけます。
また、廃棄物処理業者としての70年以上の実績を活かして、お客様をサポートします。無料見積もりを行っており、電話・メール・LINEからのお問い合わせも可能なため、気軽にご相談ください。